貨幣が存在しない大昔は、物々交換により、日常生活用品を入手していた。貨幣の出現により、日常生活に必要物品を購入するのに便利な道具として、お金を使うようになった。そして「お金は賢く使う物」と言って、人間が賢くお金を使う「物」としての存在であった。近年ではお金が無くては生きてはいけない時代となり、人はお金に関する意識がすっかり変わってしまった。「お金の為なら、殺人、窃盗、詐欺、他人への迷惑を無視、何でもあり」と考える人が増え、犯罪も多発してきている。所謂「お金を使う物」から「お金に使われる者」に変わってきてしまい、人間関係、信頼関係、相互協力、相互支援扶助精神がすっかり変化してしまった。最近では「人は信用出来ない、金しか信用出来ない」「金が有れば何も要らない、金がこの世の全てで、金が有れば何でも出来る」「人間の幸せは金次第」と、色々言われる時代になってしまった。「人間社会が『金は使う物』から、『人間が金に支配され』、お金が人間を支配、コントロールする時代」になってしまい、何とも悲しい限りである。確かにお金は大事だが、お金の為なら人殺しまでするのは、頂けない話である。
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